7月11日付の外食日報は

●チムニーは業績復活へ環境変化捉えた店舗運営を

「はなの舞」をはじめとした居酒屋を中心にグループ約500店舗を展開するチムニーは、業績の本格復活へ向けて、アフターコロナへ向かう環境変化を捉えた店舗運営を推進する。顧客満足度向上への商品企画の磨き込みや、DX(デジタルトランスフォーメーション)も含めた生産性向上の取り組みに注力し、収益向上につなげる。

●「つけめんTETSU」のYUNARIが改めて店舗拡大へ

クリエイト・レストランツ・ホールディングス傘下で「つけめんTETSU」や「江戸前煮干中華そば きみはん」、「博多豚骨たかくら」などのつけめん・ラーメン店を展開するYUNARI(東京・五反田、小嶋健社長)は14日、奈良県橿原市の商業施設「イオンモール橿原」のフードコート内に、「つけめんTETSU イオンモール橿原店」をオープンする。同社の奈良県初出店で、関西では現状、大阪市の「つけめんTETSU阪急三番街店」に次ぐ2店舗目となる。

●松屋フーズが「世界の味紹介」企画を積極化

松屋フーズホールディングス傘下で牛めし・カレー・定食チェーン「松屋」を中心に展開する松屋フーズが、まだあまり世に知られていない世界の料理を紹介する形のメニューの企画を積極化している。「松屋」を軸に展開するなか、12日からは「松屋」に次ぐ収益の柱のとんかつ業態「松のや」でも「世界の味紹介」の切り口の新商品を投じる。