7月10日付の外食日報は

●「自分好み」への対応で顧客満足度向上を

消費者が外食に求めるニーズが多様化する中、利用客それぞれの好みに対応するメニューの提案が外食チェーンで広がっている。自分好みに味を調整したり「味変(あじへん)」をしたい、一つのメニューでいろいろな楽しみ方をしたい、量を調整したいといった利用客の細分化されたニーズに対応することで、顧客満足度を上げ、顧客の囲い込みにもつなげる施策だ。

●鎌倉パスタが出汁パスタ業態を立ち上げ

サンマルクホールディングス傘下でパスタ店「鎌倉パスタ」を展開する鎌倉パスタは7日、店仕込みの出汁で食べるパスタをそろえる「おだしもん」を「北千住マルイ」(東京・北千住)に立ち上げた。

●サッポロLが札幌の新複合施設で2つの新業態を

サッポロライオンは20日、北海道・札幌にビヤバーの新業態「BEER BAR THE SAPPORO STARS」、そば酒場の新業態「豆皿料理・酒 そばまえ」を立ち上げる。同日にグランドオープンの複合施設「moyuk SAPPORO(モユクサッポロ)」での出店。両ブランドとも北海道ならでのこだわりで差別化しており、ランチやカフェ利用のほか、飲み、シメまでさまざまなシーンで日常的に利用される店を目指して開発した。