7月4日付の外食日報は

●収益でも「アフターコロナ」を目指す動きへ

3月期決算の上場外食関連企業による24年3月期の業績予想がまとまった。集計対象社のうち営業損益ベースで増収増益・黒字化を目指すのは約70%の32社。売上・利益ともコロナ前実績を上回る見通しの企業も出てきており、環境だけでなく収益でも「アフターコロナ」を目指す流れが強まっていく。

●俺のが「茶漬 鹿火矢」事業承継で和食業態出店

「俺のイタリアン」や「俺のフレンチ」、「俺の割烹」などの飲食店を展開する俺の(東京・銀座、橋本哲也社長)は12日、「俺の割烹 新橋 鹿火矢」(東京・新橋)をオープンする。「俺の」シリーズの和食業態としては2014年4月に東京・銀座にオープンした「そば俺のだし」以来の出店。同社で初めて他社からの事業承継によりオープンした店舗となる。

●串カツ田中がMizkanと共同開発の新ソース導入

串カツ田中ホールディングスは串カツ居酒屋「串カツ田中」で、夏の飲み会需要を喚起する。6日から、旬の食材も活用した「お酒がすすむ夏の新メニュー」(同社)としてフード11品を投入するほか、食品メーカーのMizkanと共同開発した串カツ用ソース「串ポン」を導入する。