6月21日付の外食日報は

●アジアンメニュー投入で夏場の料飲需要を喚起

気温が30度を超える日も増え、夏本番が間近に迫る中、カフェやワイン酒場、定食などの幅広い外食業態で、スパイスを使ったアジア・エスニックテイストのメニュー提案が盛り上がっている。スパイスを使用した料理は辛味のあるメニューなどと同様、暑い季節に存在感が高まる切り口の一つ。今年は食事からアルコールとの相性を意識したつまみまで多彩な商品の提案が見られ、フェアメニューとして過去最高の出数構成比で滑り出したチェーンもあるなど夏本番に向けた需要の高まりがうかがえる状況だ。

●物語コーポ、連続休暇制度の内容を拡充

食べ放題焼肉チェーン大手「焼肉きんぐ」の物語コーポレーションは、社員の自己実現や働き甲斐向上などを目的に、独自の連続休暇制度「レインボー休暇」の内容を拡充する。このほど約4年ぶりに関連の支援金を支給。併せて7月から年間で2回休暇を取れる仕組みも導入することを決めた。「レインボー休暇」とは…

●丸亀製麺がドライブスルー店舗の展開を開始

トリドールホールディングス傘下で主力の讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」を展開する丸亀製麺は22日、群馬県渋川市の国道17号沿いに「丸亀製麺」のドライブスルーモデル1号店「丸亀製麺 渋川店」を立ち上げる。
ドライブスルー店舗はテイクアウト需要への対応の一環で2021年から構想し、モデル開発を進めてきたもの。ドライブスルー機能を新たに付与してドライブスルー限定のメニューもラインナップした…