出店のたびに吹く逆風バネにし成長
夢は米国にホルモン文化作ること
レッドカンパニー 代表取締役 林 佳宏 氏
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【特集】
「飲食のチカラ」で公共の場を社交場に
ミナデインの新たなる挑戦
高齢化団地の次は公園再生だ!!
ミナデイン(東京・新橋、大久保伸隆社長)は、かつてニュータウンとして栄え、過疎化しつつあった千葉・ユーカリが丘にファミレス「里山trasit」を展開し、高齢化や人口減少が進む米本団地(千葉・勝田台)にカフェ「NEIGHBOR FOOD PLACE」を立ち上げて地元住民の交流拠点を作り上げ、飲食のチカラで地域の活性化を図ってきた。
そんな同社が、今度は公園にカフェレストランとテイクアウト専門店をオープンした。この出店を後押しした制度が「公募設置管理制度(Park‐PFI)」だ。この制度の普及により、飲食店は長期的な安定収益を得られ、自治体は支出軽減になり、利用者は人気店でおいしい料理を楽しめる──こんなウイン・ウインのスタイルが、今後、さまざまな地域で確立されていくかもしれない。
ミナデインの事例と共に、この新制度についても紐解いていく。
飛鳥山公園で実施した
Park‐PFIとは
2023年3月21日、東京・王子の飛鳥山公園内にカフェレストラン「飛鳥山公園APRON MARK(エプロンマーク)」とテイクアウト専門店「おやつ屋my me mine(マイミーマイン)」の2業態がオープンした。店舗運営は元エー・ピーカンパニー副社長の大久保伸隆さん率いるミナデイン(東京・新橋)だ。
飛鳥山公園は各線王子駅から徒歩3~4分と駅近で、今年で開園150周年を迎える歴史ある場所だ。園内には桜が植えられ、春は花見客でにぎわう。また多くの遊具があるため、近隣住民をはじめ埼玉などからも親子連れが訪れる。
そんなにぎわいを見せる飛鳥山公園は、東京都北区が管理する公共の場所だ。いくら好立地だといっても、当然のことながら簡単には出店できない。なぜミナデインはオープンできたのだろうか。
北区道路公園課の荒井和也課長は、「公募設置管理制度(Park‐PFI)により、民間事業者の導入の規制が法的に緩和されたという点が大きい」と話す。
Park‐PFIとは何か。簡単に説明すると、「都市公園において、飲食店などの収益施設の設置・管理を行うにあたり、民間業者を公募によって選定する制度」だ。これは17年6月の都市公園法……
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