6月5日号の日本外食新聞は

低投資・少店仕込みの業態開発を
人手不足補いつつ個性的店で勝負

Dress Circle 代表取締役 雨宮 春仁 氏

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【特集】
居酒屋JAPAN2022 セミナー再録/後編
今でも参考になる! 関西経営者の突破力
経営課題どう解決していくか

インバウンド客も目に見えて増え始め、外食業界にも明るい兆しが見えてきたものの、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」になってはいないだろうか。先人たちの経験に学ぶことは肝要だ。2022年7月6日開催「居酒屋JAPAN2022 大阪」でのセミナーを2回に分けて紹介し、関西の経営者達はどのようにして未曽有のコロナパニックを乗り越えたのかを伝えてきた。前回は従業員のやる気維持の施策や販売戦略などの具体策を紹介し、コンセプトシートを深掘りすることで各社の強みを分析した。今回はその後編を紹介する。

◇◇◇

竹内 皆さんも頑張っていますが、時代は変わっていきます。人手不足や原価高騰は続き、DXという言葉が出てきており、若者はお酒を飲まなくなりました。そして円安。これも確実に爪痕を残していきます。 原価高騰も大変ですが、一番の悩みは人手不足だと思います。池原さんのところはどうですか。

池原 うちは閉店して規模が小さくなった一方で人は辞めていないので、そういう意味ではましだ。コロナ前から飲食業界は人手不足だったが、かつては労働時間が長くコロナ禍になってから残業なしが続いたので、これを機会に、働き方改革の方向へ一気に舵を切ろうと考えている。

ただ、働き方改革を進めていく際に退職されると同じことになるので、順調に人材を増やしていけたらと思ってはいるものの、どう採用していったらいいかという悩みが出てくる。 竹内 池原さんはすごくて、兵庫の神戸三宮という繁華街の駅直結ビルなどに多く出店しています。駅のエスカレーターの下で、朝から社長自ら求人のビラを配るんです。あれは午前7時ぐらいですか。

池原 7時か8時ぐらいだ。大学生の通学時間を狙って、大学の門の前や神戸新交通ポートライナー線の乗り場などで求人のビラを撒いている。求人もできるだけお金をかけないようにしているが、それで良い人材が入ってきた。また求人情報専門の検索エンジン「Indeed(インディード)」を数日間利用したりした。

竹内 水口さんのところは、人手不足は関係ないんじゃないですか。

水口 私自身もまだ29歳で人との距離感も近いため、身内やお客さんをすごくナチュラルに誘えて働くことが決まったりするが……

KAKEGOEの《京串揚げとお酒 あいよっ!! 三条富小路店》

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【オープン】
The SHEEP FORCE/大衆ビストロ コタロー/鳥たか

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