6月13日付の外食日報は

●くら寿司は客数増とコストコントロールの適正化に注力

くら寿司は収益回復に注力する。今上期は連結売上高が上期として過去最高だったものの、時短協力金がなくなったことや想定を上回る原材料価格および光熱費の上昇などにより、経常損益が赤字。客数アップやコストコントロールの適正化、国内外での店舗数拡大などにより利益の積み上げを図る。

●新提案も相まって盛り上がる「父の日」商戦向け企画

父への感謝を表す「父の日」(6月の第3日曜日・今年は18日)に関連した家族での利用増を見込んだ商品や販売促進の施策がレストランを中心に出そろった。今年はアフターコロナにより向かう好環境下で迎える記念日商戦だけに、需要獲得に向けた各社の意気込みは高く、新たな趣向を凝らしたり、この時期に恒例の商品に新たな販売促進策で臨んでさらなる成果を見込む動きが目立っている。

●「天下一品」が〈こってりMAX〉の販売を全国に拡大

天一食品商事(滋賀・大津、木村一仁社長)は12日、ラーメン店「天下一品」(12日時点でグループ合計222店舗展開)の一部店舗で先行販売していた新メニュー〈こってりMAX〉税込1190円~(大サイズは同1350円~)の販売を全国の店舗に拡げた(天下一品総本店など一部店舗除く)。