●安楽亭は今期も収益体質の「改善アクション」に集中
「焼肉レストラン 安楽亭」(以下、「安楽亭」)の安楽亭は今期(24年3月期)の事業環境について、コロナの鎮静化による解放感などから消費回復が進むことは追い風も、物価高騰から消費行動は選別色が強まると想定。そのため今期(24年3月期)は「選んでもらえる業態としての価値をしっかりと作り出す」(柳先社長)方針で、商品やサービスの磨き込みなどの「改善アクション」を継続する。
●「大阪王将」が炒め工程の省人化へ新調理ロボ試す
イートアンドホールディングス傘下で餃子専門店「大阪王将」(350店舗・2月末時点)を展開する大阪王将は、「大阪王将」の炒め調理および関連の店舗作業工程の抜本的な省力化・省人化に向け、調理ロボットベンチャーのTechMagic(東京・青海、白木裕士社長)が開発した最新ロボット「I-Robo」を活用することを決めた。
●平城苑が神戸ビーフを一部店舗でレギュラー提供
「平城苑」ブランドの高級焼肉店を中心に、肉業態を国内外で40店舗展開する平城苑(東京・綾瀬、田華久登社長)はこのほど、都内の5店舗で神戸ビーフの提供を始めた。神戸ビーフはこれまでは期間限定での取り扱いだったが、今回はインバウンド(訪日外国人旅行)客も意識してレギュラーメニューで投入した。