5月31日付の外食日報は

●うかいは中期成長への事業基盤構築に注力

東京都内を中心にいろり炭火焼料理「うかい鳥山」(客単価約1万1500円)などの高価格帯レストランを展開するうかいは今期(24年3月期)、人材力および収益基盤の強化に注力する。前期(23年3月期)からスタートした中期経営計画に基づく取り組みを進め、中期成長に向けた事業基盤の強化につなげる。

●2023年4月の既存店売上は全面回復の傾向がより顕著に

上場外食企業の23年4月既存店売上高がまとまった(集計対象56社・業態、関連表は8面に掲載)。全体の約98%の55社が前年同月比で増収と、全面回復の傾向がより顕著になった。

●串カツ田中HDが新人事制度「KTリーグ」スタート

串カツ田中ホールディングスはこのほど、「串カツ田中」の新たな人事制度として「KTリーグ」をスタートした。「『働きがい改革』により飲食店の新たな価値を創造する」ことを目指したもの。各店舗がプロスポーツチームのようにリーグ(KTリーグ)に属して競い合い、結果を基に昇格・降格なども行って人事評価に反映するというユニークな仕組みを構築。各店舗のサポーター的存在となるスポンサー企業も募集する。