2月20日付の外食日報は

●ロイヤルHD 外食事業でメニューを高品質化

ロイヤルホールディングスは、中期経営計画で掲げた20年での売上高1500億円、経常利益75億円達成に向けて、次の10年を見据えた投資として付加価値の向上、新規市場開拓、効率性向上を進める。前期(18年12月期)の連結業績は売上高1377億100万円(17年12月期比1.6%増)、経常利益57億6500万円(同4.8%減)となり、外食事業は、「ロイヤルホスト」事業が増収増益だったものの、天丼「てんや」事業の減収と専門店の減益を補えず、セグメントとしては減収減益だった。

●ユナイテッド&コレクティブ 「せんべろ」に本腰

ユナイテッド&コレクティブは、客単価1200円を想定した居酒屋「鳥料理が安いだけの店 やるじゃない!」を開発した。27日に1号店を東京・高円寺に立ち上げ、翌28日には同・田町でもオープンする。「せんべろ」(1000円でべろべろに酔える、の意)市場の攻略に本腰を入れるもので、早期の100店舗体制を目指して育成する。

●ジョイフル 最新フェアでも女性層取り込み強化

ジョイフルは26日からファミリーレストラン「ジョイフル」で、今春の第1弾フェアとなる〈おいしさ多彩!バラエティフェア〉を実施する。新メニュー5品のうち2品をライトミール(軽食)が占めており、今冬からの新グランドメニューから取り組んでいる、ライトミールを通じた「ヘルシー」要素の提案をフェアでも継続。女性や家族連れの利用拡大を目指す。