5月23日付の外食日報は

●コロワイドは大幅な収益改善目指す

焼肉「牛角」や回転寿司「かっぱ寿司」、レストラン「ステーキ宮」、定食「大戸屋ごはん処」などを展開するコロワイドは今期(24年3月期)、既存店の強化やコスト対策を進め、連結業績(IFRS)の黒字化を目指す。前期はコロナ下での客数低下や光熱費などコスト上昇の影響で事業損益が1億9600万円の赤字となったが、足元では「3月から業績は回復傾向となっており、3、4月と計画を上回って推移している」(野尻公平社長)と強調。

●ステーキチェーンがサラダバー提案を強化

ステーキチェーンで、サラダ類の食べ放題を提供するサラダバーの訴求に力が注がれている。ヘルシーな面も訴求できる切り口から集客のフックにもなっているなか、初夏の動きとして新たなラインナップを投じたり、内容の充実を図るなど力が入っている。一時は…

●物語コーポが育成ブランドの出店進める

テーブルオーダー型食べ放題焼肉店「焼肉きんぐ」やラーメン店「丸源ラーメン」などを展開する物語コーポレーションは、カルビ丼とユッケジャンスープの専門店「焼きたてのかるび」の育成を進めている。5月は、25日に「名古屋土古店」(愛知・名古屋/17卓・53席)、29日に「越谷花田店」(埼玉・越谷/11卓31席)をそれぞれ出店する。ロードサイド立地に駐車場付きの店舗として展開しており…