●ワタミが円安背景に海外事業を加速
ワタミは、今期(2024年3月期)の外食事業について、国内では5店舗の出店に抑えて足下を固める一方、海外に関しては円安を背景に積極的に進出する方針を示した。特に「焼肉の和民」について、渡邉美樹代表取締役会長兼社長は「米・ヒューストンに1号店を出店し、将来的には全米で400店舗展開するパッケージに育てたい」と期待を寄せた。
●日本KFCHDは事業規模の持続的拡大への施策推進
「ケンタッキー・フライド・チキン」(KFC)を運営する日本KFCホールデングスは、事業規模の持続的拡大に取り組む。今期(24年3月期)を最終年度とする現行の中期経営計画の方針に基づき、今期も積極的な出店と店舗改装に取り組む。併せて、利用客の利便性や快適性向上を目的としたデジタル分野への投資も続け、中期的成長への基盤固めを進める方針。
●J・ARTが「さかい珈琲」で東京23区内に進出
J・ART(岐阜・各務原、坂井哲史代表)は飲食事業の中核ブランドとして東海、近畿地区などで展開しているフルサービス型カフェチェーン「さかい珈琲」で都心部の攻略を本格的に始める。