中国出身の元高級官僚が日本で起業
多彩な中華料理の食文化を伝えたい
東湖 代表取締役 徐 耀華 氏
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【特集】
居酒屋JAPAN2022 セミナー再録
どっちが強い!? 駅前業態vsロードサイド業態
行列ができる店の秘密に迫る!!
飲食店にとって最も要な要素の1つが立地だ。コロナ禍でロードサイドへの注目が高まったものの、ウィズコロナ政策により繁華街でも賑わいが戻りつある。関西のロードサイドを中心にイタリアンの繁盛店「PISORA(ピソラ)」を展開するピソラ代表の鬼界友則さんと、大阪で話題の立ち飲み鮨店「鮨謹賀」を運営するディグ代表の奥田一樹さんが、ロードサイドと駅前で全く異なる攻め方や、独自の戦略を惜しげもなく披露した「居酒屋JAPAN2022 大阪」でのセミナー(2022年7月6日開催)を、2回にわたって再録する。
神田俊勝(以下、神田) 我々3人は元々、それぞれの企業のナンバー2で、2人とは約10年前に関西セカンド会というところで会いました。コロナ前に3人共独立して頑張っています。それでは、「ピソラ」と「立ち飲み鮨 謹賀」の業態力について聞いていきます。まずピソラ設立について伺います。
鬼界友則(以下、鬼界) コロナ直前の2019年9月に設立した。元々、滋賀県のミューズというカラオケボックスを運営している企業の飲食事業部として04年10月に発足し、新設分割して新法人を立ち上げた。現在は直営30店舗、FC4店舗となっている。
神田 最初のブランドはどういったブランドですか。
鬼界 04年10月、私が26歳の時に奈良に本部がある「BABY FACEplanet’s」というオムライスをメインとしたカフェレストランのFC1号店に、社員として働いていた時にミューズに転職。私の生まれ故郷の京都・宇治にその加盟店をオープンしたのが始まりだ。今はパート・アルバイト含めて1400人の企業になった。
神田 次に「鮨謹賀」を運営するディグ代表の奥田一樹さんです。最近はテレビ番組に取り上げられており、注目されている鮨酒場業態。大阪に3店舗あります。ディグという社名は、どういう経緯で決まったのですか。
奥田一樹(以下、奥田) 私が昔やっていたバレーボールに「ディグ」という、アタックを受けるプレーを指す専門用語がある。英語の「掘る」という言葉が由来の……
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連載
印束義則の繁盛店実況中継
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