3月22日付の外食日報は

●ガーデンが世界を視野に「山下本気うどん」拡大へ

横浜家系ラーメン店「壱角家」を中心に展開するガーデンが、もうひとつの中核ブランドと位置付ける讃岐うどん業態「山下本気うどん」(9店舗・20日時点)で20日、フランチャイズ(FC)募集を始めた。若年層の間で人気が高まり、知名度が向上。収益貢献度も高まっているなかで、これまでの都内中心とした首都圏内での展開にとどまらず、全国の主要都市に踏み出していく。同日に都内でFC募集に際して会見した川島賢社長は「世界で通用するブランドを短期間でつくりあげたい」と意気込みをみせた。

●「和食麺処サガミ」がモーニング販売店を6割に拡大

愛知県に本社を置くサガミホールディングス傘下のサガミレストランツは、「和食麺処サガミ」のモーニングメニュー販売店舗を広げる。販売好調で昼、夜を含む1日を通した売上高の底上げに寄与している中、23日からは新たに岐阜県内の4店舗に導入する。これにより岐阜県は全20店舗での販売となり、東海地方を中心に関東、関西、北陸で全132店舗を展開する同ブランドの約58%を占める77店舗がモーニング取り扱い店舗となる。

●「餃子の王将」で〈忘れられない中華そば〉発売

王将フードサービスは「餃子の王将」のラーメンの新たなグランドメニューとして〈忘れられない中華そば〉748円(税込・以下同)を発売する。まずは21日から地元京都府の40店舗で先行販売し、4月1日から全国に拡大する。「中華そば」を冠したラーメンの企画は「餃子の王将」で初。懐かしさを感じさせる中華そばとしての存在感だけでなく、新しさも追求した独自の商品として「次のラーメントレンドを提案する」(同社)構えだ。