3月10日付の外食日報は

●23年12月期業績予想 全体の8割が増収増益・黒字に

上場外食関連企業による23年12月期業績予想、および最新の23年6月期予想が出そろった。12月期決算企業で、増収増益(経常利益ベース、以下特記なしは経常利益ベース)もしくは増収黒字を予想したのは対象9社(下表参照/国際財務報告基準採用のすかいらーくホールディングス、23年12月期から連結決算に移行するブロンコビリーを除く)中7社となり、全体の8割を占めた。

●麺食が東京・四ツ谷で券売機導入したカウンターのみの店舗試す

福島県のご当地ラーメンである喜多方ラーメンを提供する「喜多方ラーメン坂内」を関東中心に展開する麺食(東京・品川、中原誠社長)は7日、「喜多方ラーメン坂内 四谷店」(東京・四ツ谷)をリニューアルオープンした。内装を一新するとともに、カウンター席のみ(17席)の店内に券売機を導入するなど、運営効率も追求した新たな試みの店舗となる。

●「なか卯」がカレーメニューを和風にリニューアル

ゼンショーホールディングス傘下のなか卯は、丼ぶり・京風うどんチェーンの「なか卯」の一部を除く461店舗で16日、カレーメニューを全面刷新する。商品の付加価値を追求したうえで、価格は据え置き。ラインナップも拡充して、需要拡大に臨む。