2月28日付の外食日報は

●SANKO MFは飲食事業と水産事業の融合に集中

大衆酒場「アカマル屋」や焼肉店「焼肉万里」などを展開するSANKO MARKETING FOODSは、飲食事業と水産事業の融合を図ることで、生産から加工・流通・販売まで手掛ける水産の6次産業化の深掘りと推進に「全力を挙げる」(長澤成博社長)構えだ。水産物の卸売上の拡大や産地の活性化を図ると同時に、漁場直送の鮮魚を使用することによる差別化で飲食店の収益力強化に力を注ぐ。

●ガーデンが「シン・ニクズシマン」の多店舗化スタート

横浜家系ラーメン店「壱角家」やうどん店「山下本気うどん」などを展開するガーデン(東京・新宿、川島賢社長)は、馬肉を中心とした肉寿司の業態「肉寿司」のリブランディング戦略が進展している。3月1日、リブランディングモデルとなる新業態「シン・ニクズシマン」の2号店を東京・恵比寿にオープンする。

●とんでんがフードロス対策の一環で端材のキャベツの芯を使用したメンチを

「北海道生まれ和食処 とんでん」(以下「とんでん」)を北海道と関東で展開するとんでん(北海道・恵庭、長尾治人社長)は、フードロス削減の取り組みを進める。2月28日と3月31日と4月30日の3日間、「とんでん」14店舗で、端材として本来廃棄されるはずだったキャベツの芯を丸ごと使ってつくる持ち帰り限定商品〈キャベツメンチ(2個入り)〉税込496円を販売する。