2月27日付の外食日報は

●フジオフードG本社が安定した収益基盤確保へ新方針

「まいどおおきに食堂」や串揚げビュッフェ「串家物語」、「喫茶店ピノキオ」などを展開するフジオフードグループ本社は、事業モデルの転換を進める。現在の直営店を重視したビジネスモデルから、中長期でフランチャイズ(以下「FC」)・社員独立(業務委託)を中心とした事業構造に変え、安定した収益基盤と将来の成長性確保につなげる。同施策の実現に向けて、今期(2023年12月期)は事業モデル転換への足場固めに注力する。

●「ステーキのどん」が初のセルフ式アルコールバー

安楽亭グループのアークミールは24日、ファミリーレストラン「ステーキのどん」の大宮西口店(埼玉・大宮)で、毎日17時から提供するセルフサービス式の〈アルコールバー〉(ソフトドリンクバー付)を導入した。20種類以上のアルコールメニューが2時間飲み放題で利用できるサービスで、価格は税込1650円。セルフ式アルコールバーの導入は「ステーキのどん」で初めてで、セルフ飲み放題によって「利用シーンの拡大」(同社)につなげる狙いだ。

●「鳥貴族」が初の年間を通じたシリーズ商品企画を

鳥貴族ホールディングス傘下の鳥貴族は、全品税込350円均一の焼き鳥居酒屋「鳥貴族」で3月から2024年2月まで、計4回のシリーズ仕立てで期間限定メニューを投入する「日本の一次産業感謝!応援メニュー」企画を実施する。これまで春や夏などのシーズン単位で期間限定商品を企画してきたことはあるが、1年をかけて実施する企画を手掛けるのは初の試みとなる。