2月24日付の外食日報は

●パスタ専門チェーンの「春メニュー」投入本格化へ

3月を間近に控え、パスタの専門チェーンで春の季節メニューの提案が本格化してきた。例年春は、旬の野菜を使った春らしい彩りや華やかな見た目のメニューの投入が相次ぎ、クリーム系や温かいスープパスタなどが目立つ冬とは訴求する商品の趣がガラッと変わる時期。幅広いパスタメニューを用意する中でも季節商品で一定の注文率を得て集客に寄与しているチェーンもみられ、今年も新商品の開発などによって需要獲得に臨む動きが顕著だ。

●2023年1月の既存店は約95%の企業が増収

上場外食企業の23年1月既存店売上高がまとまった(集計対象56社・関連表は8面に掲載)。新型コロナの影響を踏まえて数値開示を休止中の企業を除く55社・業態のうち、約95%の52社が増収と、ほぼ全面回復の様相を示した。22年は3月下旬から緊急事態宣言も「まん延防止等重点措置」も発令されず、自治体からの時短営業要請がない状況が継続。23年1月も通常営業ができる環境で…

●ヨシックスHDが「や台ずし」で「がブリチキン。」と協業

ヨシックスホールディングス(HD)は約300店舗を展開している寿司居酒屋「や台ずし」で27日、ブルームダイニングサービス(愛知・名古屋、杉村明紀社長)がバル・居酒屋やフードコート店舗などとして展開するからあげ業態「がブリチキン。」とのコラボレーション商品を発売する。