2月12日付の外食日報は

●アントワークス 豚丼新業態が好調

丼もの業態「伝説のすた丼屋」やステーキの「デンバープレミアム」などを展開するアントワークス(東京・中野、早川秀人社長)は、展開3年目の豚丼業態「き久好(きくよし)」が好調だ。差別化された業態としてショッピングセンター側の評価が高く、想定を上回るハイペース出店が継続。今後も積極的に出店する意向だ。

●カフェの春向け提案始まる

カフェチェーンによる、春先をにらんだメニューが相次いで提案されている。バレンタイン商戦後のやや需要が落ち着く時期だからこそ、「高い支持を継続しつつ、春本番の盛り上がりにつなげる意味で商品提案が重要と考えている」(カフェ大手)との声もあり、商戦への各社の意気込みは強い。春の訪れを演出する明るめの色使いに加え、今シーズンは引き続きいちごを訴求する動きも目立つ。

●スシローGHD、第1四半期好調で株価は高値更新

スシローグローバルホールディングスは7日、今期(19年9月期)の第1四半期決算(IFRS)を発表した。営業利益は前年同期比48.8%増の40億9000万円となった。「スシロー」におけるフェアメニュー展開が好調で、既存店売上が10月は前年同月比10.7%増となるなどプラス基調を継続している。決算発表を受けた8日の同社の株価は…