2月21日付の外食日報は

●グローバルDは人材の採用・育成強化によるサービス向上に注力

イタリアンの「カフェ ラ・ボエム」や和食店「権八」などを運営するグローバルダイニングは今期(2023年12月期)、サービスの強化や業務の標準化による人材育成と店舗運営レベルの向上に力を注ぐ。顧客満足度を高めることで集客につなげ、今期の連結売上高は9期ぶりの100億円確保を目指す。併行してコスト対策にも取り組み、前期の減収減益から増収増益への転換を目指す。

●「ひな祭り」商戦へ大手外食ブランドの企画相次ぐ

3月3日のひな祭りに向け、テイクアウト商品を主体に関連企画が外食大手各社から相次いでいる。春先のイベント需要取り込みへ各社の意気は高く、著名な料理人の監修商品や人気キャラクターのコラボレーション商品など話題性も意識した企画が打ち出されている。

●大庄が「お魚総本家」で席数ベースの最大店を

大庄は22日、板前が調理する本格的な魚料理が持ち味の居酒屋「お魚総本家」の4号店を東京・新宿に立ち上げる。居酒屋業態の主力の一つである「日本海庄や」からの業態転換で増やしており、今回は昨年8月に立ち上げた同・立川の店舗に次ぐ出店。都内では1号店の池袋、立川に次ぐ3店舗目で、ほかに22年春にオープンした静岡県静岡市の店舗がある。