2月16日付の外食日報は

●すかいらーくHD、収益性改善で今期の黒字化目指す

すかいらーくホールディングスは収益改善を急ぐ。前期(2022年12月期)は新型コロナの第6~8波による売上未達や原材料費・水光熱費などのコスト増に加え、赤字店閉鎖による店舗の減損損失など一過性コストの計上もあり営業赤字となったことから、既存店を含めた全社的な収益改善と売上獲得のための施策に力を注ぐ。「収益構造改革と売上成長、この両輪をしっかりと回していくのが2023年の基本的な戦略」と谷真会長兼社長は強調する。

●ワイズテーブルは経営再建へ価値追求に集中

ワイズテーブルコーポレーションは経営の立て直しへ、ディナー単価が1万円超の高級業態「XEX」(ゼックス)」を展開する「XEXグループ」、「SALVATORE CUOMO(サルヴァトーレクオモ)」ブランドを軸に予算3000円台などで気軽に楽しめる業態を展開する「カジュアルレストラングループ」の両部門とも、改めて価値訴求に力を注ぐ。

●SANKO MFが「東京チカラめし」でタイ展開スタート

SANKO MARKETING FOODS(以下、SANKO MF)がこのほど、国内で2店舗・海外では香港に3店舗を展開する焼き牛丼店「東京チカラめし」で、タイのバンコクに進出した。海外を軸にした同ブランドの再出発プロジェクトが進展している。