2月6日付の外食日報は

●「神座」が〈柚子おろしラーメン〉を「新たな冬の定番」に育成へ

理想実業(大阪・大阪、布施真之介社長)は、東京・関西を中心に71店舗(2月1日時点)を展開するラーメンレストラン「どうとんぼり神座(かむくら)」(以下「神座」)で、季節メニューの開発および提案を強化している。2月1日から、冬の季節限定メニュー〈柚子おろしラーメン〉税込1040円~(店舗により価格異なる)の販売を開始。22年11月下旬から冬メニューの〈玉子あんかけラーメン〉同940円~(同)を販売している中、「2つ目の冬の定番商品をつくる」(同社)意気込みで開発した商品となる。

●グルメ杵屋が「おらが蕎麦」で新モデルを開発

グルメ杵屋はこのほど、大阪や愛知、首都圏などで展開しているそば業態「おらが蕎麦」(27店舗)の新モデルを開発した。女性客の取り込みと夜の利用促進を見込んだモデルとなり、その1号店を、大阪の主要店舗である梅田堂島地下街店をリニューアルして立ち上げた。

●SRSホールディングスが「鶏笑」のNISを子会社化

ファミリーレストラン「和食さと」を中心に多業態を展開するSRSホールディングス(HD)はこのほど、中津しょうゆ唐揚げテイクアウト店「鶏笑(とりしょう)」のNIS(大阪・大阪、名越清幸代表)をM&A(企業の合併・買収)により完全子会社化した。同日に名越社長は退任し、新社長にはSRSHDの岩見貴史(いわみ・たかふみ)新規事業開発部長が兼任する形で就任した。「鶏笑」はFCで国内外に約250店舗を展開する。SRSHDは最大手クラスを傘下に収めてテイクアウト唐揚げ事業に参入した。