1月31日付の外食日報は

●「チーズ×肉」で冬の集客強化を

ハンバーグやハンバーガー、カツといった肉料理がメインの外食チェーンで、チーズを使ったメニューの提案が盛んだ。料理にコクをプラスし、「とろり」ととけるようすが見た目にも訴求するチーズを使用したメニューは「秋~冬のイメージが強い」(大手外食チェーン)などこの時期の定番で、温かい肉料理との組み合わせで利用客の支持を得ているケースも多い。チーズを使ったメニュー自体が「好きな人はすごく好き」(同)などヘビーユーザー獲得も期待できることから、新商品の開発によって需要獲得を強化するチェーンもみられる。

●2022年12月の既存店は約85%の企業が増収

上場外食企業の22年12月既存店売上高がまとまった(集計対象56社・関連表は8面に掲載)。新型コロナの影響を踏まえて数値開示を休止中の企業を除く55社・業態のうち、約85%の47社が増収だった。前月11月は46社が増収となっており、全体の回復基調は12月も続いた。

●G-FACTORYが「宇奈とと」シンガポール1号店開業

うな丼店「名代 宇奈とと」などを展開する飲食事業と、飲食などサービス事業者の出退店などを担う経営サポート事業を手掛けるG-FACTORYはこのほど、「名代 宇奈とと」のシンガポール1号店となる「名代 宇奈ととGuoco Tower(グオコタワー)店」を立ち上げた。ASEAN(東南アジア諸国連合)を主な対象とした海外戦略が進展している。