コロナ下で優秀な人材を次々採用
秘伝のタレ武器に業態拡大目指す
マックスフーズジャパン 代表取締役社長 西田 勇貴 氏
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IZAKAYA万博特別講演
《sio》流の期待コントロールとは?
店の「感動体験」をどう創るか
昨年10月12日、ウェビナーで行われたNPO法人居酒屋甲子園主催の「IZAKAYA万博2022」。そのゲストとして、東京・代々木上原のミシュラン1つ星を獲得しているフレンチレストラン「sio」のオーナーシェフで、食のクリエイティブカンパニー「シズる」の代表でもある鳥羽周作さんを招き、セミナーと対談を行った。その第1弾として、鳥羽さんの「感動体験の作り方」と題する特別講演を再録する(対談と合わせ全3回で構成)。
◇◇◇
今日は感動体験の作り方というテーマで話したい。僕が思う「感動体験」の創り方はどういうものか。人はどういう時に感動するのか。
まず「感動とは何か」というのを理解しないとなかなか感動体験というのは創れないのでそこから。例えば、僕の好きな外食店にロイヤルホストがある。
なぜ、好きなのかというと、注文が終わるとロイヤルホストのスタッフは「それではお食事の準備をさせて頂きます」と必ず言う。その言葉を初めて聞いた時にとても感銘を受けた。その言葉に込められた「私達はプロなんです」みたいな心意気を感じにロイヤルホストへ行く。ファミリーレストランでそんなことを言われるなんて思いもしなかったから、余計に感動したわけで、それが来店に繋がっている。
では、感動ってどういうことかというと、期待してお店に行って、現実はそうでもないと「不満」になる。一方で、期待して行って、現実が同じぐらいなら「まあよかったね」「また行こうか」となる。それが、期待を持って行ったら、思っていた以上に良かったら?――履いた時に「靴ってこんなに履き心地がいいんだ」と感動して、靴に対するイメージが覆された経験から、僕はニューバランスの靴がとても好きになった。
何が言いたいかというと……
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