1月25日付の外食日報は

●冬の「あったか麺」が寒い時期の需要を刺激

うどんやラーメンがメインのチェーン店で、「あったか」「あつあつ」などをキーワードにした冬メニューの提案が本格化している。冷めにくい「あんかけ」などを使用した麺類は寒い季節に需要が高まる商品の定番で、この時期にほぼ恒例で投入し店舗の活性化につなげている事例もある。気象庁がこのほど発表した21日からの1カ月予報では、期間の前半は北・東・西日本で気温がかなり低くなる見込みであるなど需要を後押しする要素もみられ、各社の提案にも熱が入っている。

●「東京ドームシティ」が大規模リニューアルに着手

三井不動産グループの東京ドームは、複合型レジャー施設「東京ドームシティ」(東京・水道橋)の大規模リニューアルを23年から24年夏にかけて順次実施する。食関連コンテンツを充実させる計画で、リニューアル対象施設の一つであるショップ&レストラン・スパ・アトラクションの3ゾーン融合型エンタテインメント施設の「LaQua(ラクーア)」では3割の飲食店(イートイン店舗)が新しい顔ぶれとなる。

●スターゼンが外食の店内需要回復支援に注力

総合食肉加工メーカーのスターゼンは2023年の外食業界向け商品・サービス戦略として、依然コロナ下にあることを踏まえて店外飲食需要の獲得もサポートするものの、改めて店内需要の復活を見据えた集客支援に注力する。横田和彦社長は店内需要について…