1月24日付の外食日報は

●ヴィアHDは黒字化へ事業ポートフォリオ改革を推進

焼き鳥店「やきとりの扇屋」や海鮮居酒屋「魚や一丁」などの居酒屋業態を主力にイタリアンレストラン「パステル」なども展開するヴィア・ホールディングスは来期(24年3月期)以降での黒字化からの再成長路線入りに向け、二毛作営業などを駆使した事業ポートフォリオ改革をより推進する。

●きちりHD子会社が「安心感」も重視したテイクアウト・デリバリー専門店

カジュアルダイニング「KICHIRI」やハンバーグ・ステーキ店「いしがまやハンバーグ」などを展開するきちりホールディングスの子会社で、フードデリバリーやブランドシェアリング事業、食品製造などを手がけるレストランXは今春、東京都渋谷区内に、初めてのテイクアウトとデリバリーの専門店となる「客席のないレストラン」をオープンする。

●人気コンテンツとのコラボレーション賑わう

外食チェーンで著名アニメなどコンテンツとのコラボレーション企画が賑わっている。こうした企画は、キャラクターなどのファン層による来店や店舗のブランド認知向上につながるもの。大きな成果を得た企画を昨年に続いて投じ、再び盛り上げを図るチェーンも見られる。