1月19日付の外食日報は

●串カツ田中HDは「笑顔の好循環」で収益回復へ

「串カツ田中」の串カツ田中ホールディングスは、今期(23年11月期)は業績の挽回と再成長軌道入りへ、スタッフを笑顔にするための投資をおもてなしの向上につなげ、利用客も笑顔にして「串カツ田中」のファンを増やすことでまたスタッフが笑顔になるという「笑顔の好循環」づくりに取り組む。併せて出店も加速し、第2の収益の柱となるブランドの育成にも力を注ぐ。坂本壽男社長CEO(最高経営責任者)は今期を「挑戦の1年にしたい」と意気込む。

●「100時間カレー」が辛味きかせた新たなカレーソース

アークス(東京・池袋、米田周平社長)は17日からカレー店「100時間カレー」のイートイン型店舗(22年12月末時点50店舗)で、カレーソースのバリーエーションを増やした。ビーフカレーソースは従来、辛さを抑えたデミグラスソースのようなコク深い味わいが売りの「オリジナルビーフカレー」のみだったが、新たに辛味やスパイスをきかせた「スパイシービーフカレー」を開発。利用客の好みに合わせて選べるようにした。

●トリドールHDがサステナブルな店舗づくり推進

トリドールホールディングスは、環境に配慮したサステナブルな店舗づくりを本格的に推進する。主力の讃岐うどん専門店「丸亀製麺」で18日、国内の外食企業としては初となる環境配慮型建築物「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の認証取得店舗を三重県鈴鹿市に立ち上げた。