1月17日付の外食日報は

●コロナ下で変容した外食M&A、23年はどうなる①

外食企業の成長戦略として、23年はM&A(企業の合併・買収)が再び脚光を浴びる公算がある。外食M&Aの市場規模は新型コロナの影響から急速に縮小したものの、徐々に改善に向かっており、生き残りを図るためのM&Aや、さらなる成長へ強みを補強する案件は着実に出てきている。これまでの流れを踏まえ、アフターコロナへ進むこれからの外食M&A市場を識者と共に展望する。

●FR各社がこの時期強い「いちごのデザート」を

2023年に入ってからも、ファミリーレストラン(FR)各社で「いちごのデザート」の投入が相次いでいる。旬を迎えるいちごを使用したデザートは「根強い人気がある」(大手FRチェーン)メニューで、例年12月ごろからフェア商品として発売する動きが盛ん。毎年1月から投入するチェーンも多い中、今年も素材へのこだわりや多彩な商品の提案により、イートイン客の取り込みにつなげようとする動きが目立つ。

●チャンピオンカレーが明太子の「ふくや」と初コラボ

石川県が地盤のチャンピオンカレー(石川・野々市、南恵太社長)は23日、「チャンピオンカレー」「カレーのチャンピオン」の計27店舗(直営・FC含む)で、期間限定メニュー〈博多一番どりチキンカツカレー〉税込980円を発売する。昨年12月に福岡県初出店の「チャンピオンカレー博多駅地下街店」をオープンしたことを記念して販売する商品。