1月13日付の外食日報は

●サイゼリヤは「値段は上げない」方針を継続

イタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」を展開するサイゼリヤは、既存店の強化と収益力の底上げに注力する。成長戦略の実現に向けて、商品や店舗作業、組織の改革といった今期(2023年8月期)の期初に掲げた経営方針の下、引き続き既存店の客数や売上増に向けた対策を進める構えだ。

●UAゼンセンは春闘で外食には6%賃上げ要求へ

外食企業の労働組合の多くが加盟する国内最大の産業別労働組合であるUAゼンセン(松浦昭彦会長)は2023年春季労使交渉の要求方針を固めた。全体として、正社員の基本給を引き上げるベースアップ(ベア)は4%を求める。定期昇給などの賃金体系維持分を含めると6%の賃金引き上げを目指す。18日に開催する中央委員会で提案して正式決定する。UAゼンセンとして12年の発足以来最高水準の要求となる。

●カフェCが大阪に「ロートレシピ」旗艦店立ち上げ

カフェ・カンパニー(以下、カフェC)は15日、大阪府大阪市の商業施設であるNu茶屋町プラスの2階に、飲食複合施設「ロートレシピ 梅田NU茶屋町プラス店」をオープンする。主要株主である目薬世界首位のロート製薬と共同で企画を進めてきた業態で、このほどメニューや店舗レイアウトなどの詳細が固まった。