1月11日付の外食日報は

●大手FF・FRの年末年始は「前年超え」が大勢占める

ファストフード(FF)やファミリーレストラン(FR)大手各社の年末年始(2022年12月29日~23年1月4日)の売上高は、前年を上回る推移が大勢を占め、FFではコロナ前の19年(19年年末~20年年初)比でみた売上も100%を超えるチェーンが多かった。3年ぶりに行動制限がなかった今回の年末年始は、日本海側などを除き各地で晴天の日が続くなど天候にも恵まれて外食需要を底上げ。行動制限はなかったが、引き続きテイクアウトやデリバリーでも一定の需要がみられ、全体売上を押し上げた。

●C-Unitedが「カフェ・ベローチェ」の客層拡大に本腰

「カフェ・ベローチェ」「珈琲館」などのカフェブランドを展開するカフェ運営大手のC-United(東京・浜松町、友成勇樹社長)が、「カフェ・ベローチェ」で成長戦略の柱の一つとする客層拡大に本格的に取り組む。このほど、36年余りを数えるブランドの歴史上初となる、韓国にフォーカスしたフェアを企画。12日からフード4品の「チンチャ美味しい!韓国フェア!」として全店(一部店舗は展開規模異なる)で始める。

●「リンガーハット」がロードサイド140店で新たに〈にんにくぎょうざ〉導入

リンガーハットは13日から長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」で、〈にんにくぎょうざ〉(5個単品280円、3個単品180円、価格は以下含めすべて税込)の販売店舗を拡大する。関西・東海の約80店舗限定で販売していたところ、多くの利用客から支持されたことを受け、全国各地にあるロードサイド立地の140店舗にも新たに導入する。