1月10日付の外食日報は

●東京一番フーズはM&Aによるシナジー追求に注力

「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭を展開する東京一番フーズは今期(23年9月期)、中長期成長戦略の2年目として業績再成長ステージ入りと企業評価の向上に向けた礎を築く構えだ。改めて業績を回復させるとともに、19年にM&A(企業の合併・買収)で子会社化した寿司チェーン「寿し常」運営会社である寿し常とのシナジー追求に力を注ぐ。

●「肉汁餃子のダンダダン」が外国人需要獲得に本腰

餃子を軸とした居酒屋「肉汁餃子のダンダダン」を127店舗展開しているNATTY SWANKYホールディングスが、インバウンド(訪日外国人旅行)需要の獲得に本腰を入れる。このほど、旅行会社と組んで外国人ツアー客を店舗に誘致する取り組みを始めた。

●サッポロライオンが地域創生活動の一環で「福岡の食」フェアと連携

サッポロホールディングスのグループ企業であるサッポロライオンは10日からビヤバー業態「YEBISU BAR(ヱビスバー)」の20店舗(北海道サッポロライオン運営の1店舗含む)で、福岡県産食材を使用した料理と「ヱビス」ブランドのビールのマリアージュを提案する「福岡のうまかもんフェア」を開催する。サッポログループの地域創生活動の一環として、福岡県が県内外の外食企業と取り組んで同県産食材のおいしさを知ってもらう「福岡の食」フェアと連携して実施するもの。