2月6日付の外食日報は

●「無料」をフックに消費者へ訴求

外食チェーン各社で、「無料」を一つの切り口とするキャンペーン企画が相次いでいる。単純に無料で商品を提供するだけではなく、ブランド認知や商品力の訴求、リピーターへの感謝といったさまざまな主旨の企画に、無料のサービスを組み合わせることで消費者に分かりやすく訴えかける取り組みが増えている。期間中の集客に加え、キャンペーン終了後のプラス効果も見込んで実施している事例もみられる。

●K&B フードホール軸の事業展開へ

大阪地盤の不動産開発会社である角屋のグループ会社で、レストラン事業を担うK&BROTHERS(東京・品川、岩谷良平代表)は9日、東京・新宿と大阪・難波にグループの飲食店を集積したフードホール「FOOD HALL BLAST!(フードホールブラスト!)」を立ち上げる。今後は同フードホールを軸に事業展開を進める方針で、「今後3年間で全国10カ所での展開規模に拡大したい」(岩谷代表)考えだ。

●串カツ田中HD ファミリー客拡大へ新コラボ

串カツ田中ホールディングスは、カードゲーム開発のブシロード(東京・中野)とのコラボレーション企画を実施する。3月1日から「串カツ田中」の国内全店(約210店舗)で、ブシロードのトレーディングカードゲーム「フューチャーカード バディファイト」用に開発した特別なカードを配布する。