2月5日付の外食日報は

●3月期企業の第3四半期決算発表が本格化

3月期決算の上場外食企業による、第3四半期決算の発表が本格化してきた。最終四半期(19年1~3月)を残すだけのこの段階の数字は、通期での着地を見通すうえで有力な材料だ。この時点で予想を上方修正した企業や、通期予想と比べて利益の進ちょく率が高い企業は、業績が成長もしくは回復段階にある企業として関心が集まる。

●小田急が「ODAKYU 湘南 GATE」グランドオープン

小田急電鉄と小田急百貨店は3月22日、神奈川・藤沢の藤沢駅南口で大規模リニューアルを実施している商業施設「ODAKYU 湘南 GATE」をグランドオープンする。専門店ゾーンの2~7階に60店舗がオープンし、飲食店は既存の6店舗を含め計15店舗がそろう。「気軽に通えるフードホール」として3階に「湘南ゲートキッチン」を新設し、7階は「湘南ゲートダイニング」として装いを一新するなど、食テナントの充実を図る。

●ニラックス 新たなしゃぶしゃぶ業態立ち上げ

すかいらーくグループでブッフェ業態を中心に展開するニラックスは15日、新業態のしゃぶしゃぶ食べ放題店「一人鍋しゃぶしゃぶ すうぷ」(以下、「すうぷ」)をオープンする。しゃぶしゃぶ業態としては主力の「しゃぶ葉」に次ぐもので、利用客一人ひとりに鍋を用意した点が特徴。多店舗展開が視野にあり、売上などを検証しつつ展開スケジュールを立てる意向だ。