12月22日付の外食日報は

●ギフトHDは前期・前々期に続く増収・営業増益を目指す

横浜家系ラーメンの「町田商店」などさまざまなラーメンブランドを展開するギフトホールディングスは今期(2023年10月期)、積極的な出店を進める。年間の出店数は国内直営店で39店舗(純増38店舗)、プロデュース店で23店舗(同23店舗)を計画。前期の出店は物件選定を厳しく行ったことやコロナ下での人員不足の影響などに鑑みて期初計画比未達としたが、今期は直営の純増数を大幅に増やす計画とするなどより積極化し、ラーメン市場でのシェアおよび業績の拡大につなげる。

●「ビーフインパクト」が初の冷凍自販機設置店舗を

大東エンタープライズ(北海道・札幌、丹山東吾社長)は21日、北海道・札幌を中心に関東にも1店舗(千葉・松戸)を展開するステーキ店「ビーフインパクト」の13店舗目となる「伏古店」を札幌市東区にオープンした。「気取らないガッツリステーキ」がコンセプトのステーキ店として運営しているブランドで、2021年4月にオープンした「フレスポ帯広店」(北海道・帯広)以来の出店となる。

●「すき家」が〈炭火焼きほろほろチキン〉関連品を拡充

ゼンショーホールディングス傘下のすき家が牛丼チェーン「すき家」で〈炭火焼きほろほろチキン〉330円(税込・以下同)を使用したメニューのラインナップを拡大している。これまでカレーのトッピングとして存在感を強調してきたなかで21日、新作牛丼の〈炭火焼きほろほろチキン牛丼〉(並は720円でごはん大盛は750円)を発売した。売れ筋の商材を主力の牛丼でも活用することで、さらなる集客に臨む。