12月21日付の外食日報は

●ヨシックスHDが「や台ずし」の次狙う高級業態開業

寿司居酒屋「や台ずし」を中心に居酒屋を関東以西で展開するヨシックスホールディングスが、アフターコロナを見据えた「攻め」の業態戦略を打ち出した。16日に主要地盤の愛知・名古屋で新業態「玉鋼(たまはがね)」を立ち上げた。寿司を中心にコース料理を提供する高級業態にチャレンジ。コロナ禍の影響が落ち着いてきて回復に向かっている居酒屋需要をさらに取り込んでいく構えだ。

●「バーガーキング」は来年も積極出店継続へ

ビーケージャパンホールディングスは、ハンバーガー店「バーガーキング」の店舗網を拡大している。アクセスの良い駅前や全国の大型ショッピングセンターを中心とした出店を進める中、12月下旬から2023年1月にかけて新たに7店舗の出店を決定。23年1月12日には四国地方2県目の進出で愛媛県初出店となる「パルティ・フジ衣山店」(愛媛・松山)のオープンも予定するなど、出店エリアも引き続き拡大する。

●「大衆ホルモン肉力屋」が10店舗体制に

ホルモン焼肉の「新鮮ホルモン まるみち」(客単価約5000~6000円)や「ラーメン道楽」などを展開するディーアール(東京・鮫洲、谷脇宗社長)は15日、コストパフォーマンスの高さが売りのホルモン焼肉業態として展開する「大衆ホルモン肉力屋」の10店舗目となる「門前仲町店」(東京・門前仲町/15.8坪・34席)をオープンした。