12月19日付の外食日報は

●23年3月期決算 大半が増収も損益は増減まちまちの予想

上場外食関連企業による最新の23年3月期業績予想が出そろった。集計対象企業の大半が増収予想も、営業損益は増減がまちまち。コロナ感染の「第7波」やコスト高が響いて収益が当初想定以下の見通しが目立っており外部要因に押される状況は続くが、次期以降も見据えた各社の成長・回復施策が注目される。

●イーストンが生パスタ店「麦と卵」で初のプリン店併設型を

札幌を中心に東北・関東でイタリアンの「ミアボッカ」や焼鳥居酒屋「いただきコッコちゃん」など約50店舗を展開するイーストン(北海道・札幌、大山泰正社長)は19日、東京駅の飲食街「グランスタ八重北」1階に、生パスタ専門店「下川六〇酵素卵と北海道小麦の生パスタ 麦と卵」(以下「麦と卵」)の八重洲北口店をオープンする。同ブランドの8店舗目で、東京駅への出店は初。プリンの販売店として都内に展開する「えっぐぷりん」を、「麦と卵」として初めて併設した店舗でもある。

●ファイブGが「鬼ぞりゴリラ」を中部初出店

「居酒屋いくなら俺んち来い。」などの居酒屋業態と、「スパゲッティーのパンチョ」など食事中心の業態を中心に展開するファイブグループ(東京・吉祥寺、坂本憲史社長)は16日、「ガブ飲み処 鬼ぞりゴリラ」の5号店を静岡県浜松市にオープンした。