12月1日付の外食日報は

●ひらまつはレストラン事業を根幹とした業績改善目指す

高価格帯のフレンチ・イタリアンレストランの運営やブライダル、ホテル事業などを手がけるひらまつは、来期(2024年3月期)の営業損益黒字化に向けた基盤固めに力を注ぐ。全事業の根幹をレストランとし、各事業共通の提供価値と位置付ける「食体験」やホスピタリティ向上のための取り組みを推進。こうした提供価値の周知につながるPR活動の強化や、高騰するコストへの対策も続けることで業績回復への道筋をつけていく構えだ。

●トリドールHDが中国本土攻略へ正大集団と連携

トリドールホールディングスは中期での業容拡大へ海外展開を加速する。このほど、「丸亀製麺」の中国展開を推進するため、現地最大の外資系企業である正大集団と連携することを決めた。成長目標として2028年3月末までに海外4000店舗を目指しているなか、「丸亀製麺」では1000店舗(22年10月末時点205店舗)が目標。その達成に向けて動く。

●「ららぽーとTOKYO-BAY」がフードコートを移転拡大

三井不動産は2023年3月2日、商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」西館に、全11店舗・約670席のフードコートをオープンする。同施設北館で営業していた8店舗・約490席のフードコートを、西館の他のテナントが出店していた場所に、規模を拡大して移転リニューアルするもの。新業態やエリア初出店などを含む幅広い業態をそろえ、利用客がより楽しめる場を提案する。