11月30日付の外食日報は

●自社の強みも活かした「辛味メニュー」投入相次ぐ

気温の低い日が増えるなど季節が冬本番に向かう中、外食チェーンで辛いメニューの提案が本格化している。「冬は辛みのある料理の需要が伸びる」という外食事業者の声も多く、この時期の切り口として盛り上がってくる流れが定番化。今年も「シビ辛」「ピリ辛」など各社さまざまなテーマでメニュー展開をする中、ブランドの特徴を活かした独自性ある商品提案で需要獲得に臨むチェーンも多い。

●10月の既存店は全面的な売上回復・成長が継続

上場外食企業の22年10月既存店売上高がまとまった(集計対象56社・関連表は9面に掲載)。新型コロナの影響を踏まえて数値開示を休止中の企業を除く55社・業態のうち、9割を超える52社が増収。9月と比べると成長率は全体的に鈍化したが、全面的な回復・成長局面が続いた。

●オイシーズは「つじ田」の新加盟店ビジネスが順調

つけ麺の「つじ田」などを手がけるオイシーズ(東京・神保町、清宮としゆき社長)が今春に「つじ田」で始めた加盟店ビジネス「フードブランドシェアリングサービス」が順調だ。12月1日には第2期加盟店募集を始める。