11月16日付の外食日報は

●すかいらーくHD 2023年から出店立地を駅前や大型SC中心にシフト

すかいらーくホールディングスは来期(2023年12月期)、主力ブランドや新業態による50店舗の出店を計画する。今年8月に発表したロードサイドなどの不採算約100店舗の閉店を来年1月以降順次進める予定である一方、来期からは立地や客層に合わせたブランドによる出店を積極化する。併せて、ハワイアンの「ラ・オハナ」やカフェ「むさしの森珈琲」など、目的来店客からの支持が高い専門店ブランドへの業態変更も積極的に推進。

●アントワークスが「伝説のすた丼屋」で出店攻勢

アントワークスが主力の「伝説のすた丼屋」で出店攻勢をかけている。今年の新規出店は前年の26店舗を上回る30店舗超えでまとまる見通しで、前年に続き2年連続で年間最多出店数を上回ることになった。国内ではゴーストレストランでの出店やテイクアウト専門店の展開に拍車をかけていることが寄与。

●ダイヤモンドDが「バグース」を東海エリア初出店

DDホールディングスの子会社であるダイヤモンドダイニングは29日、フードやアルコールドリンクなども提供するアミューズメント業態「バグース名古屋栄店」をオープンする。東京のほか大阪などにも展開してきた「バグース」にとって、東海エリア初の出店。「以前から東海エリアの出店は検討していた」(同社)といい、名古屋有数の繁華街である栄駅からすぐの場所への出店に至った。