1月31日付の外食日報は

●外食各社 フードコートに熱視線

 外食各社で商業施設(SC)のフードコート向け業態の開発、出店が盛んだ。フードコート立地の開拓により、企業として新たな成長性確保を目指す動きや、新規顧客の獲得、新たな柱の業態確立などに取り組む動きが多い。既にフードコートに強いブランドを持つ企業では新たな業態の開発によって、ひとつの商業施設内に複数の業態を出店するといった店舗展開上の広がりやメリットも出てきている。

●ハイデイ日高、新業態「とんかつ日高」立ち上げ

 ハイデイ日高は30日、埼玉・大宮に新業態「とんかつ日高 大宮DOM店」をオープンした。〈ロースかつ定食〉税込780円などを提供する。まずは1号店で利用客の反応をみながら、今後の展開を検証する考え。

●フレンドリー 「新・酒場 なじみ野」好調

 フレンドリーは居酒屋業態「新・酒場 なじみ野」(以下、「なじみ野」)が好調だ。地盤の大阪でドミナント展開を行っている業態で、折からの大衆酒場人気も後押しに「想定以上に客単価を伸ばしている」(同社)という。