1月30日付の外食日報は

●ユニークなコラボが充実

外食企業が仕掛けるコラボレーションにユニークなものが相次いでいる。ブランドの魅力が評価されてさまざまな業界から打診を受けることも多くなっていることの結果であり、外食店にとってコラボ先の企業・ブランドのファンを取り込む好機。より認知度が向上して利用客の拡大に寄与するものとして今後も盛り上がる公算がある。

●リンガーハット、新業態の展開が拡大

リンガーハットは新業態の展開を拡大している。2月は「リンガーハット」のアッパー業態「リンガーハット PREMIUM」(「リンガーハット TOKYO PREMIUM」など含む)の8号店と、フードコート向け業態「とんかつ大學」の6号店の出店を予定。「とんかつ大學」は「リンガーハット」と同じフードコート内に同時オープンするなど、グループシナジーにつながる事例も出てきている。

12月既存店 前年のハードル高く過半がマイナス

株式公開している外食関連企業の18年12月既存店売上高(56社・業態)がまとまった(関連表8面掲載)。前年を上回った企業は全体の46%に当たる26社だった。個別ではフェアなど販売促進の施策で成果を上げた向きもあったが、17年12月は安定的な気候のなかで全体の7割の企業がプラス成長を示していただけに、前年超えのハードルは高かった。18年12月の平均気温は各地域とも平年並みかそれ以上だったものの…