11月10日付の外食日報は

●FFが夜の需要喚起する「ちょい飲み」提案実施

ハンバーガーがメインの洋風ファストフード(FF)業態で、「ちょい飲み」需要を意識した商品提案が続いている。2020年来のコロナ禍で商品提案や訴求方法を見直すチェーンもあったが、今年3月下旬以降は「まん延防止等重点措置」が全面解除になり消費者の外食意欲も徐々に戻ってきた中、夜の時間帯の需要回復や気軽な利用動機を喚起する施策として取り組み、集客効果につながっている事例も見られる。

●イオンEが新業態「鍋焼きごはん 四六時中」を

イオングループで飲食事業を担うイオンイーハート(イオンE)は11日、主力の「四六時中」ブランドの新業態「鍋焼きごはん 四六時中」を、神奈川・横須賀の商業施設「Coaska Bayside Stores(コースカ ベイサイド ストアーズ)」にオープンする。近年積極的に進出しているフードコート立地に立ち上げるもので、新たな収益源として多店舗展開を進める。

●サッポロLが個室ダイニングの目玉にしゃぶしゃぶを

ビヤホール「銀座ライオン」などを展開するサッポロライオンは、愛知・名古屋で運営する個室ダイニング「プライベートダイニング 点(ともる)」でこのほど、新たな目玉商品カテゴリーとして、しゃぶしゃぶを投入した。新たに店舗を構えるわけではないが、新ブランド「しゃぶしゃぶ ともる」としての訴求も実施しながら、同店における集客の起爆剤にしていきたい構えだ。