11月9日付の外食日報は

●23年2月期決算 過半の企業が営業損益の回復・成長目指す

株式を公開している外食関連企業による、最新の23年2月期業績予想、および23年8月期予想が出そろった。2月期決算企業で、経常利益ベースで前会計年度との比較が可能な集計対象企業(国際財務報告基準採用企業や「収益認識に関する会計基準」など適用により数値非開示の企業、業績予想未定・非開示の企業を除く12社・下表参照)の全てが増収予想を維持している。

●雇調金の特例措置が来年1月末で終了へ

厚生労働省は、新型コロナウイルス対策として特に業況が厳しい事業主に対して、上限額を1万2000円に、助成率を最大10分の10に引き上げている「雇用調整助成金」の特例措置を2023年1月末で終了し、同年2月以降はコロナ前の水準に戻すことを決めた。

●SANKO MFが地名冠した酒場業態を育成

飲食事業と水産事業を両軸とするSANKO MARKETING FOODSは7日、神奈川・湘南台に酒場業態「湘南台酒場」をオープンした。今年3月に東京・渋谷で立ち上げた「宮益坂下酒場」と同じコンセプトで運営する酒場業態の2号店。水産事業のノウハウを活かし、漁港や市場直送の鮮魚を使用する酒場として店舗を拡大している。