11月7日付の外食日報は

●2月期2/4期決算 軒並み増収で営業損益も回復・成長

株式を公開している外食関連企業の23年2月期第2四半期決算と、22年8月期決算がまとまった。23年2月期第2四半期決算では、対象18社のうち「収益認識に関する会計基準」採用などにより比較を非開示とした企業を除く16社は全て増収だった。国際財務報告基準採用企業も除いた14社については、本業のもうけを示す営業損益は半数以下の5社が増益または黒字で、赤字企業は全て赤字幅を縮小。経常損益では7社が増益または黒字だった。

●GYRO HOLDINGS グループで立地や時代に合った業態開発を推進

GYRO HOLDINGS(東京・新宿、根本寿一社長)は、子会社による積極的な業態開発を続けている。1日には寿司酒場など展開のティーケーエス(斎藤浩司社長)が、東京・台場に新業態「小樽ザンギとサケ 半身揚げのジョニー」を出店。5日には焼肉や居酒屋業態を手がけるsubLime(根本寿一社長)が、同・学芸大学に炭火焼鳥と定食「カドクラ食堂」をオープンした。

●UFSが「上島珈琲店」書店併設モデルで新店舗

UCCグループで外食事業を担うユーシーシーフードサービスシステムズ(UFS)は8日、主力のカフェチェーン「上島珈琲店」の国内146店舗目「上島珈琲店 ららぽーと堺店」を、同日グランドオープンする大型ショッピングセンター「ららぽーと堺」に立ち上げる。カルチュア・コンビニエンス・クラブの書店「TSUTAYA BOOKSTORE」と併設した、本とコーヒーを楽しめるくつろぎの場としてオープンする。