10月26日付の外食日報は

●ダイナックがパブ業態見直しで既存店からのリニューアル進める

客単価1000円台のカジュアルレストランから1万円超のアッパー業態まで展開するダイナックは、パブ業態を見直す。コロナ下での環境変化に鑑みて進めてきた店舗政策の一環で、ビクトリアンパブ「THE ROSE&CROWN(ザ・ローズ&クラウン)」7店舗のうち5店舗を新たに開発したブリティッシュパブ&レストランブランド「THE R.C.」にリニューアルする方向で業態展開を再構築している。

●オイシックスによるシダックスのTOBが成立

有機食材宅配大手オイシックス・ラ・大地が24日まで実施してきたシダックス株式のTOB(株式公開買い付け)が成立した。31日付でオイシックスはシダックス株の28.47%(議決権ベース)を取得して筆頭株主となり、シダックスを持分法適用会社化する。

●ゼンショーHDが京大と「おいしくて健康な食」探求

ゼンショーホールディングスは京都大学とこのほど、「おいしくて健康な食」に関する共同研究を始めた。京大大学院医学研究科に共同研究講座「食と健康科学研究講座」を開設。成果を牛丼チェーン「すき家」をはじめ「なか卯」「ココス」などグループの飲食店で活用し、おいしく満足でき、かつ健康的なメニューの提供につなげる。