10月25日付の外食日報は

●ハブはアフターコロナに向けた基盤強化にまい進

首都圏を中心に英国風パブ業態「HUB」を展開するハブは、アフターコロナを見据えた収益基盤強化にまい進する。今期(23年2月期)は環境が回復しつつあるなかで目玉企画の再開などに成果を上げている。ソーシャルゲーム大手ミクシィとの業務提携による販売促進を通じてアニメやゲームコンテンツのファンの取り込みも進んでいる。既存顧客の定着と新規顧客獲得の「両輪を回す」(太田剛社長)ことで、将来の業績復活と再成長ステージにおける最大の効果を狙う。

●「ビッグボーイ」がブランドの強みをより打ち出す改定

ゼンショーホールディングス傘下のビッグボーイジャパンは27日、ファミリーレストラン「ビッグボーイ」「ヴィクトリアステーション」のグランドメニューを改定する。肉料理中心のレストランとして従来から〈手ごねハンバーグ〉や俵型の〈大俵ハンバーグ〉、ビーフステーキなどを販売している中、今回の改定では「フェアの人気メニューをグランドに持ってきた」(ゼンショーホールディングス)といい、ラインナップの中心である肉メニューをより厚くした形だ。

●Globridgeがヴィーガンレストランの真と業務提携

デリバリープラットフォーム大手「ご近所キッチン」運営のGlobridge(グロブリッジ、東京・赤坂、大塚誠代表)はこのほど、ヴィーガン向けレストラン「AIN SOPH.(アインソフ)」を運営する真(東京・池袋、白井由紀代表)と業務提携を結び、真によるデリバリー事業拡大のサポートに乗り出した。「『ご近所キッチン』の新たな柱のブランドの一つに育てたい」(グロブリッジ)とする。