10月13日付の外食日報は

●外食大手で止まらないメニュー値上げ

外食大手でメニューの値上げ実施が止まらない。依然新型コロナ下にあることや地政学リスクの高まり、円安進行など様々な要因があるなかでの原材料高や輸送費の上昇から、飲食店では食材調達費や光熱費などの負担が拡大の一途。運営コストが未曽有の水準になってきているなかで、やむを得ない措置として値上げに踏み切るところが相次ぐ。

●U&C、低価格居酒屋「やっちゃえ!てけてけ」拡大

ユナイテッド&コレクティブは、主力の鶏料理居酒屋「てけてけ」からのスピンオフ業態として今年9月に立ち上げた低価格居酒屋「やっちゃえ!てけてけ」を拡大している。アルコールを中心としたドリンクの安さと利用の気軽さを前面に打ち出した業態で、「9月にオープンした2店舗が好調」(同社)なため、新たに3店舗のオープンを決めた。

●WDIグループ「ウルフギャング・ステーキハウス」初の鉄板焼きブランド

WDIグループで米国・ニューヨーク発祥のステーキ店「ウルフギャング・ステーキハウス」の日本展開を手がけるWolfgang’s Steakhouse JAPANは、関連子会社「W Teppan Ginza 1 chome」を設立し、新ブランド「Wolfgang’s Steakhouse by Wolfgang Zwiener Teppan(ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー テッパン)」を東京・銀座に出店する。オープン時期は2022年12月。「ウルフギャング・ステーキハウス」で世界初の鉄板焼きブランドとなる。