10月11日付の外食日報は

●壱番屋は利便性向上や販促強化で営業増益へ

カレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」の壱番屋は今期(23年2月期)に本業のもうけを示す営業利益での増益を確保するため、下期は店舗の利便性向上やプロモーション活動などに取り組む。同社は国内既存店売上高が想定以下で推移していることを踏まえ、大幅増益としていた通期業績予想をこのほど下方修正。併せてコスト環境の厳しさから今年2回目の商品値上げも決めた。コロナ前の業績に迫る復活シナリオは来期以降に持ち越すも、環境が戻れば再成長に向かう道筋を作る。

●松屋フーズが〈豚と茄子の辛味噌炒め〉復活販売

松屋フーズは11日15時から牛めし・カレー・定食の「松屋」で、〈豚と茄子の辛味噌炒め定食〉750円(税込・以下同)を発売する。「食欲の秋」を意識して「ごはんが進むメニュー」を提案する考えの下、2018年秋以来の復活販売として投入する商品。ごはんが進む味わいを追求した定食メニューは、「松屋」として近年力を入れている商品提案の一つでもある。

●大阪府、還元率30%で「GoTo」食事券の販売再開

大阪府は、感染防止対策を徹底しているゴールドステッカー飲食店と物価高に直面する府民生活を支援するため、2020年11月以降、販売を中止していた「GoTo Eat」プレミアム付き食事券の新規販売を再開する。
今回はプレミア率を30%に引き上げ…