10月5日号の日本外食新聞は

飲食店の経営自体がライフワーク
スタッフの成長と独立支援したい

Hi-STAND(ハイスタンド) 代表取締役 戸田 博章 氏

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スパイスWHD×Hi-STAND
Z世代に舵を切ったらこうなった──
「浅草横町」出現でいま浅草が熱い!!

いま、浅草が熱い。居酒屋「日本栄光酒場 ロッキーカナイ」や、すし酒場「スシエビス」などを展開するスパイスワークスホールディングス(東京・浅草橋、下遠野亘社長/以下スパイス)と、グループ会社のHi-STAND(東京・目黒、戸田博章社長)が仕掛けた「浅草横町」が、コロナ第7波をものともせずに大ブレイク中なのだ。空中階で、なおかつ東武や東京メトロ、都営地下鉄の浅草駅からはお世辞にも近いとは言えない浅草の六区地区エリアにもかかわらず、だ。その秘密は一体どこにあるのか。その理由を探るべく、早速、「浅草横町」を訪ねてみた。

エレベーターの扉が開くと、いきなり雷門を描いたギラギラのネオン系の撮影スポットが目に飛び込んでくる。撮影スポットというか、思わずここで1枚、記念撮影をしたくなるような演出が、まずはこの横町からのご挨拶だ。

そこから、横町内へと歩を進めると、さっきよりも、さらにギラギラした看板類が天井から迫ってくる。記者はZ世代とはほど遠いにも関わらず、こうした演出により、これから現れる世界に「ワクワクした気持ち」が醸成されてくるから不思議だ。おみくじが書かれた箸袋を結ぶコーナーがあったり、通路には駄菓子やお面などを揃えた縁日風の屋台が出ていたり、なぜか三輪車(実際に乗ってもいいそう)があったり、下町の裏路地のような雰囲気を醸していたり、随所にスパイスらしい芸の細かい仕掛けが散りばめられている。

また、たくさんの風鈴を吊るしたフォトスポットも用意した。同じフロアに「きものレンタルwargo」も入店しているため、浴衣に着替えた女性が横町で写真を撮り、浅草の町に消えていくといった光景を取材の最中に何度か目にした。

エレベーターからちょうど3分の1くらい歩いたあたりにエスカレーターがあるのだが、そこには……

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