10月5日付の外食日報は

●浜木綿は将来成長に向けた基盤作りに注力

東海地方を中心に、ファミリー層向けの「浜木綿(はまゆう)」をはじめとした中国料理業態を41店舗展開する浜木綿は今期(23年7月期)、収益力が戻ってきたなかで将来の成長に向けた基盤作りを進める。出店余地を広げるための食材生産能力の大幅な引き上げに加え、新業態の本格的な育成にも着手する。

●ゼネラル・オイスター 「8TH SEA OYSTER」を業績回復への柱に(下)

ゼネラル・オイスターは、商業施設内立地をメインにオイスターバー業態25店舗を展開する主力の店舗事業(飲食店運営事業)についても、今後は、海洋深層水で浄化した生牡蠣「8TH SEA OYSTER」を楽しむフラッグシップ店舗として立ち上げた「8TH SEA OYSTER Bar」を軸に展開する方針。今年6月に愛知県の名古屋駅直結複合商業施設「JRゲートタワー」にオープンした1号店に続き、同9月26日には東京・銀座のコリドー街の既存店をリニューアルして「8TH SEA OYSTER Bar」の2号店としてオープンした。

●ホットランドがマスターFCで油そば業態を拡大

たこ焼店「築地銀だこ」を展開するホットランドは、油そば店「東京油組総本店」の出店を推進している。同ブランドを運営するサッポロ実業(東京・池袋、早川和義社長)とのマスターフランチャイズ契約に基づきホットランドがFC展開しているもので、出店エリアも広げながら店舗数を拡大。2021年に初出店した高知県などに続く形で、22年10月4日には静岡県初出店となる「東京油組総本店 静岡組」(FC店/以下「静岡組」)を静岡市内にオープンした。